結婚後について夫婦で話し合う

安定した働き口のある看護師は、今でも人気の資格職です。

ここ数年では男性看護師の比率も急増しており、男女問わず看護師として活躍しています。

しかし厚生労働省によって発表されたデータによれば、2018年に実際に就業していた看護師を男女別に構成割合を出すと、男性看護師が7.8%、女性看護師が92.8%と圧倒的に女性看護師の就業が多いことがわかります。

男女問わず結婚や出産・育児といったライフステージは同様に訪れるものですが、出産を機に退職を検討した女性看護師は多く、また離職後の復帰に不安を感じている女性看護師はなんと9割以上とも言われています。

以上のことから、女性看護師の家庭と仕事の両立はとても重要視されており、結婚前・結婚後のライフプランを話し合うこともとても大切と言われています。

具体的な内容としては、子どもはいつ頃欲しいか(産休・育休のタイミング)、結婚後のシフト勤務の希望はどのようにするのか(夜勤を希望するのか、しないのか)、また妊娠がわかった際の現場を離れるタイミング(産休制度を活用するのか、離職するのか)も大切です。

臨床の稼働率や業務に内容によっても変わりますが、看護師は比較的出産や結婚に対して配慮や考慮といった待遇が多いと言われています。

そのような面も含めて夫との話し合いの場を持つことをおすすめします。

また、自身のライフプランに関しても、公に公表する必要はありませんがさりげなく伝えることで、ご自身の働きやすい環境が作れるでしょう。